ヤマダ電機ただ働き問題は業界の慣習になっている。

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新装、改装オープン時にヤマダ電機がメーカーや納入

業者に午前9時から午後8時までの11時間ただ働きを強要して

いた問題が取りざたされています。


僕は以前PC周辺機器メーカーで働いていたので、この業界の

事情をよく知っているのですが、なんで今さらこんな大きな

ニュースになるのかと思いました。


この業界ではメーカーの営業マンは店の一労働者として見られて

います。


店は商品売ってやっているんだから当然だという態度です。


販売応援はもちろん、通常の品だし、陳列、棚卸しまで営業マンが

やっているところも多いです。


しかしメーカーがどんなに頑張っても店側はそれくらいやって当然

だと思っています。


ひどい所になると本部へのリベート以外に、各店舗でリベートを

強く要求するような店もありました。


これはたまりませんでしたね。

リベートを出せないメーカーは発注を減らされたり、取引を停止

されたところさえありました。


特に中小のメーカーへの締め付けはひどいものです。

弱い者いじめというのがぴったりでしたね。


しかし店自体の価格競争も激しく、そのしわ寄せがメーカーに行くの

は仕方のないことかもしれません。


しかし、度を越している部分が多々あるなというのは業界にいた時

ずっと感じていました。


ヤマダ電機は「売上高3兆円規模を目指す」という目標を掲げていますが

メーカーにとってはいい迷惑かもしれません。


もう市場は縮小傾向にあるので、これからはパイの取り合いになる

だけです。


その市場を1社が独占してしまうと、メーカーは言いなりにならざる

を得ません。


ただヤマダ電機は値段以外に魅力ってあるのかなって思います。


ディスカウンド価格がヤマダの生命線です。


接客やサービスが良いと思って商品を買っている客は少ないです。

価格競争だけで成長するっていうのは疲労していきます。


社員も高齢化なれば人件費も上がってきますし、勢いは必ず失速してくる

でしょう。


結局、自社だけがよければいいという戦略では、苦しくなればメーカー

からも見放されていきます。


ヤマダ電機に限らず量販店は売ってやっているという意識をまずは

変えたほうがいいでしょう。


それが結局長期的に愛される店になり、より地に足が着けて成長できる

のではないでしょうか。


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このページは、bozarが2008年7月 1日 10:45に書いたブログ記事です。

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